
「〇〇ネットワーク上のゲーム」って表現を見たんだけど、ネットワークってどういう意味?

確かに初めはピンと来ないよね。NFTを買ったり、BCGで遊んだりするなら必ず知っておくべき知識だから一緒に勉強していこうか。
NFTやブロックチェーンゲーム(BCG)について調べていると、「〇〇ネットワーク(チェーン)」という記載があるのを見かけると思います。
仮想通貨やNFT初心者の方には、なかなか馴染みのない表現かもしれませんが、残念ながらこの「〇〇ネットワーク」という概念を理解していないとNFTを買うことすら叶いません。
そこで当記事では、「〇〇ネットワーク」の解説に加えて、NFTやブロックチェーンゲームでよく使用されている3つの主要ネットワークをご紹介していきます!
NFTの「〇〇ネットワーク」とは?
NFTの「〇〇ネットワーク」とは、ベースになっているブロックチェーンのことを指します。これだけだと全然分からないですよね。
分かりやすい例を挙げてみましょう。人気NFTゲームの1つに、『My Crypto Heores (マイクリ)』というゲームがあります。
マイクリは、「イーサリアムネットワーク」というブロックチェーンと接続されているゲームなので、マイクリのゲーム内で使う武器やキャラクターのNFTはイーサリアム(ETH)で買う必要があります。
つまり、「〇〇ネットワーク」の「〇〇」は、どの仮想通貨(チェーン)をベースとしているのかを表しているのです。お分かりいただけましたでしょうか?
主要ネットワーク3選
「〇〇ネットワーク」の意味が分かったところで、NFTやBCGで頻繁に使われている3つの主要ネットワークを確認していきましょう!
イーサリアムネットワーク
イーサリアムネットワークは、最も多くのNFTで採用されているブロックチェーンで、イーサリアム(ETH)がネイティブコインとなっています。
NFTの代表格である『BAYC』や『CryptoPunks』などを初めとして、多くの主要NFTはイーサリアムネットワーク上にあり、売買の際もイーサリアムを使用します。
ただし、イーサリアムには高額なガス代(手数料)が発生するという課題点があり、NFTを購入する際には実際のNFTの価格+aが必要になってくるため、他のガス代が安いネットワークが台頭してきているのが現状です。
ソラナネットワーク
ソラナネットワークは、2022年になって最も勢いを伸ばしてきているブロックチェーンで、ソラナ(SOL)がネイティブコインとなっています。
solanaネットワークを採用したNFTは急激に増えており、最近ではイーサリアムネットワークのNFTの取引高を超える日が出てくるほどの勢いです。
日本でテレビに取り上げられるほど人気を博した歩いて稼げるNFTゲームの『STEPN(ステップン)』にも、このsolanaネットワークが採用されています。
ガス代(手数料)が非常に安く、2022年になって台頭してきた勢いのあるブロックチェーンということでイケイケなイメージがありますが、たまにネットワーク自体がやられて停止するのが難点です。
バイナンススマートチェーン
バイナンススマートチェーン(BSC)は、海外取引所のBinance(バイナンス)が提供している独自のブロックチェーン(ネットワーク)で、バイナンスコイン(BNB)がネイティブコインとなっています。
処理速度が速く、ガス代(手数料)も安いため、取引が多く発生するブロックチェーンゲームなどで多く採用されています。
母体が大手バイナンスで安心感があるのと、BSCが採用されているブロックチェーンゲームで過去においしい思いをさせてもらったので個人的には一推しのチェーンです。
まとめ
今回は、「〇〇ネットワーク(チェーン)」の説明と主要なネットワークを解説しました!
もし、分からないことや間違っている点があればTwitter(@alcbcg)まで直接お問い合わせください!
なお、今回ご紹介した3つのネットワーク以外にも、ポリゴン(polygon)やアバランチ(AVAX)などの有名なネットワークがいくつかあるので、NFTを買う際には必ずネットワーク(チェーン)を確認してから、対応した通貨を準備するように心掛けましょう!