
近頃マージって聞くけど何なんだろう?

イーサリアムの一大イベントだよ!簡単に解説していくね
イーサリアムのMerge(マージ)とは?
イーサリアムのMerge(マージ)とは、超簡単に言えば、2022年9月15日の週に実施されることが予想されているイーサリアムの大型アップデートのことです。
マージをすることで、イーサリアムブロックチェーンのセキュリティレベルの向上、チェーンの拡張性アップ、環境への負荷の軽減などが見込めます。
なお、マージ後のイーサリアムは、一般的にETH2.0と呼ばれています。
PoSとPoWについて
イーサリアムは今回のマージで、2020年に作られた別のブロックチェーン「ビーコンチェーン」と統合して、PoS(Proof of Stake)というシステムを採用することになります。
現在のイーサリアムは、PoW(Proof of Work)というシステムを採用しているのですが、このPoWではマイニング(データ処理)を行うために膨大な消費電力がかかるというデメリットがあり、その電力消費量はなんとイタリアの電力消費量を超えるほどのレベルです。
流石にまずいよねってことで、マージを実施してPoSを採用することになる訳ですが、新たに採用されるPoSでは複雑な計算処理が必要ないので、おおよそ99.9%のエネルギー消費量の削減が見込めると言われています。
イーサリアムのガス代は変わる?
残念ながら、イーサリアムのガス代はマージ後も変わりません。
私も皆さんと同じようにガス代が下がることを期待していたのですが、マージをしてもネットワーク容量は改善されないので、混雑時の数千、数万にも及ぶあの高すぎるガス代はこれからも変わらないようです。
Merge(マージ)のまとめ
今回はイーサリアムのMerge(マージ)について、基本的な部分を解説しました。
「マージってよく聞くけど何のこと?」となっていた方の一助になれましたら私としても幸いです。
クリプト界隈ではマージに向けてETHの価格が高騰する説や当日稼ぐための戦略などが出回っているので、「マージに合わせて稼ぐぞ!」って方はちゃんと実績のあるインフルエンサーなどを参考に立ち回ってみてください。
私は「もし上がれば塩漬けになってる現物売ろうかな〜」ぐらいしか考えていません(笑)
それでは、今回はこの辺で!ご精読ありがとうございました。