こんにちは!あるくです。
今回は、タイトルにもある通り、NFTのオワコン化について話していきます。
データとして参照するのは、海外・国内の「NFT」というキーワードでの検索ボリューム推移です。
まずは、下記をご覧ください。1枚目は日本国内のみ、2枚目は世界全体での「NFT」の検索ボリューム推移になります。
7月24日〜30日と書かれているところに、”NFT 43″、”NFT 17″という記載がありますね。これは過去1年間NFTというキーワードが一番調べられていた時を100とした場合に、今どれだけの%で調べられているかを表している数字です。
日本・海外共に2022年の1月頃をピークとして減少しているのが分かるかと思いますが、日本と世界の差に注目してみてください。
日本では、1月のピークと比較していまだ4割強の検索ボリュームがあるものの、世界全体で見ると2割にも満たない検索ボリュームまで減少していることが見て取れます。
そう、NFTの主戦場であった海外では、もはや全盛期と比べて5人に1人の割合でしかNFTに興味を抱いていないのです。
読者様の中には、「NFTの認知が広まったからNFTというシンプルなキーワードでの検索ボリュームが下がっていってるんだ!」と思われる方もいるかもしれません。
その説も完全には否定できませんが、やはりそれ以上にNFTに対する熱感が世界全体でなくなっている事が主な原因かと思われます。
実際、お祭り騒ぎになるようなNFTのプロジェクトはほぼ出なくなりましたし、市場参加者も減っているため、NFT自体の取引量が沈みに沈んでいます。
日本では海外ほどNFT熱が冷めていない事から、オワコン化を感じる機会が少ないかもしれませんが、最近のNFT関連のニュースの少なさやプロジェクトの伸びなさを見るに相当冷え込んでいると言って差し支えなさそうです。
どんなコンテンツも新規参入者が居なくなれば衰退していく一方なのは言うまでもありませんが、既存の市場参加者すらどんどん離れている現状は非常にまずいですね。
私は、この市場の冷え込みの原因は仮想通貨の暴落だと考えているので、まずは仮想通貨自体が元気を取り戻して、再度NFTに活気が戻ることを願っています。
実際、NFTに参入した目的として、海外勢の9割ほどが「収益性」を目的として参入したというアンケートのデータもあることから、仮想通貨が回復しないとお話になりません。
もし今後もベアマーケットが続くのであれば、NFTも共に死んでいくのは大方予想が付くので、まだ少しでも人がいる内に早急に回復して欲しいところです。
さて、上手い落とし所が見つかりませんが、今回は事実ベースのデータと共にNFTヤバイねというお話をしました。
今後も、市場に合わせて思ったことを適当に述べていくので、気が向いたら当サイトのコラムタグから読んでいただけますと幸いです。
それではご精読ありがとうございました!