皆さん、GUCCIやPRADAなどのいわゆるハイブランドとNFTには、絶妙な親和性があるということをご存知でしょうか?
ハイブランドが持つ希少性や高級感というイメージは、唯一性と所有権を証明できるNFTの性質と非常に相性が良く、実際に数々のラグジュアリーブランドがNFTプロジェクトを発表し、成功させています。
当記事では、ハイブランドが手掛けたNFTプロジェクトについて、落札金額などの実例とともに分かりやすくご紹介していきます!
NFTで成功したハイブランド
早速、独自のNFTプロジェクトを打ち出し、成功したハイブランドの実例を見ていきましょう。
GUCCI(グッチ)
NFTに参入したハイブランドの第一人者として挙げられるのが、イタリアのファッションブランド「GUCCI(グッチ)」です。
GUCCIのNFTへの参入は、2021年5月に行われた「Proof of Sovereignty」というNFTセールに参加したことから始まります。
「Proof of Sovereignty」では、GUCCIのクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレのプレゼンテーションを4分間に凝縮したNFTクリップが販売され、驚異の$25,000(約300万円)で落札されました。
その後もGUCCIはNFTに積極的な姿勢を見せており、2022年の1月、3月にそれぞれ独自のNFTプロジェクトを立ち上げています。
2022年7月以降のプロジェクトとしては、GUCCIの未来をNFTアートで表現した「The Next 100 Years of Gucci」を立ち上げており、「Vault Art Space」を通して、作品の販売・展示を行っています。
PRADA(プラダ)
GUCCIと同じく、イタリアに本社を置くファッションブランド「PRADA(プラダ)」も、オリジナルのNFTプロジェクトを立ち上げています。
PRADAは、アディダスとのコラボとしてデジタルアーティストのザッカリー・リーバーマンとの共同企画の下、ユーザー参加型のNFTプロジェクト「adidas for Prada re-source」を立ち上げました。
このプロジェクトは、プロジェクトに参加した一般のユーザー3,000人が自身の写真をNFTとして発行し、その後ユーザーにより発行された3,000枚のNFTを元に、タイル上にパッチワークされた1枚のNFTを作り上げるという非常に独創的な内容でした。
なお、作り上げられた1枚のNFTは、30ETHという超高値で落札されています。
ハイブランドNFTのまとめ
今回は、ハイブランドNFTの中でも特に目立った成果を上げたGUCCIとPRADAの実例をご紹介しました。
圧倒的なブランド力を持つ世界的なラグジュアリーブランドがプロジェクトを立ち上げることによって、発行されたNFTにも箔が付き、高値で取引されているように見受けられるので、やはりハイブランドとNFTの相性は抜群に良さそうですね。
今回ご紹介した以外にも、Balenciaga(バレンシアガ)やYVEL(イベル)などのハイブランドがNFTプロジェクトを立ち上げており、今後も続々と参入してくることが考えられます。
期待値の高そうなプロジェクトが出てくれば、当サイトで参加方法や魅力などについて解説していきますので、ぜひ定期的に最新記事をチェックしていただけますと幸いです。
それでは今回は以上です。ご精読ありがとうございました!