皆さんこんにちは!あるくです。今回はコラム記事ということで、仮想通貨の下落とNFTの価格の相関性について記事にしていこうと思います。
既にNFTを触っている方は、今回(2022年上半期)の下落を通してどういう値動きをするかは体感されていると思うので、将来参入する方に向けて備忘録的な感じで書いていくつもりです。
はじめに、結論から言うと、仮想通貨の下落に対して多くのNFTの価格は比例して下落します。
特にこの現象が見られたのが、ブルーチップと呼ばれる優良NFT達です。
例えば、NFTの超代表格『CryptoPunks』や『BAYC』はイーサリアムが約15%下落した2022年2月1日〜2月24日の間に、『CryptoPunks』は約18%、『BAYC』は約32%もフロアプライス(最低価格)が下落しました。

一度は見たことあるはず
『CryptoPunks』や『BAYC』のホルダーは、仮想通貨の下落とフロアプライスの下落のダブルパンチを食らい一ヶ月弱で30〜40%資産が減ったことになります。仮想通貨の価値が下がった分、反比例してフロアプライスは上がるのかと思いきや、共に比例して下落したのは個人的には驚きでした。
ちなみに、比較的最近ブルーチップ入りを果たした『cloneX』や『Azuki』も一緒に下落していました。古い表現ですが、”ナウい”作品でも関係なしに下がるということですね。
一方、極一部ですがマーケットの状況に関わらず値上がりを続けたNFTもあります。solanaのNFTになってしまうのですが、私の推しゲーである『Genopets』の『Genesis habitat』というNFTが4月に20sol程度だったものが、6月中旬頃には一時80solを超えるまでに値上がりしました。(現在は落ち着いて40sol程度)
Solanaは4月頃から6月中旬頃にかけて約2.5分の1程度まで下落したものの、フロアが爆上がりしたことによってGenesis habitat持ちの私の資産は守られました。助かった。
ただし、この上昇はゲームの将来に対する期待感とSTEPNがもたらしたMove To Earnブームが背景にあると思うので、『BAYC』のようなコレクティブNFTと同一に捉えるのは良くないかもしれません。
そのため、基本的な考え方としては、NFTは一概にして仮想通貨の下落に比例して値下がりを起こすものと捉えておいた方が良いと思います。実際、例に挙げたブルーチップ以外のコレクティブNFTもフロアプライスは下落傾向にあり、NFT所有者の9割9分は損失を出したのではないかと勝手に推測しています。
もしかしたら、BCGのNFTの方がこういったベアマーケット(下落相場)に強いんじゃないかという臆測もできるのですが、そこまで調べ出すとコラムの文章量を超えるのでまた今度とさせていただきます。それではまた!